当蔵 畠山酒造は、福井県を北と南に分ける中央に位置し、越前の国の入り口であり豪雪で知られる
今庄にあります。人々の生活に密着した文化・人・物の交流に重要な役割を果たした北国街道宿場町
として栄えた街には石畳があり、今もその面影を残しております。
松尾芭蕉・紀貫之・織田信長・柴田勝家・豊臣秀吉など歴史上有名な人物もこの街道を通ったそうです。
大本山永平寺の開祖・道元禅師も峠越えの疲れた身体を休めるため谷間に噴き出る智慧の水を酌み、
疲れた身体を癒したと聞いています。宿場町に迸る“癒しの水”こそ“智慧の水”の由来であります。

今庄の厳しい自然と酒造りには欠かせない恵まれた環境の中、手造りにこだわり、より上質の酒を
極めるべく杜氏のたゆまぬ努力が『雪きらら』『百貴船』という銘柄を醸し出しました。